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オカメインコが噛む理由!力は強い?噛むようになったのはなぜ?

オカメインコに噛み癖がつくと
手乗りとして楽しく遊べなくなるばかりか、
日常のお世話も大変になってしまい、
楽しい愛鳥ライフを送れなくなってしまいます。

でも、何の理由もないのに
インコが人を噛んだりしません。

オカメインコが人を噛んでしまうことにも
それなりの理由があります。

ではオカメインコはなぜ噛みつくのか?

オカメインコが噛む理由!力は強い?噛むようになったのはなぜ?

オカメインコが噛む

オカメインコはとても温和で人なつこく甘えん坊ですが
インコの中でも特に繊細で臆病な子が多く、
自分を守るために飼い主さんを噛むことがよくあります。

オカメインコが噛む力は強い!

オカメインコが噛む

オカメインコが噛む力は相当強いです。
噛む力はコザクラインコの方が上だと言われますが
中型インコ(オウム)ですから、噛む力も体格相応です。

あの鋭いくちばしで思い切り強く噛まれれば痛いし、
噛み癖がついてしまった場合、飼い主さんの手は傷だらけになります。

オカメインコが噛むことを愛情表現と勘違いしているケースもある

オカメインコが噛む

幼くして親兄弟から引き離された雛鳥は、
たくさんの愛情を受けられればすくすく育ちますが、

1羽飼いの場合、鳥同士の社会化が不十分な場合、
力加減や噛むことへの誤った認識のまま成長し、
成長になってからも噛み癖が続くことがあります。

たとえば、ヒナの頃は噛む力が弱いので、
相手が雛だと噛まれたとしてもあまり気に留めず、
やりたいようにやらせてしまうことがあります。

するとその子は「噛む」行為が悪いと認識することがなく
噛むのが愛情表現のひとつと勘違いすることもあります。

親兄弟と育てばそういう力加減は自然に覚えていきますが
1羽飼いの手乗り鳥は、それを教えてくれる相手も
良くない行為を矯正してくれる仲間もいません。

飼い主さんに「社会化」と「しつけ」の概念がなく
いけないことをしてもそのまま放置してしまうと、
問題行動を愛情表現と勘違いしてしまいます。

オカメインコが噛む理由と行動パターンから原因を突き止めよう

オカメインコが噛む

日ごろからインコをよく観察し、
鳴き声のトーンや羽の膨らませ方、ボディランゲージを理解すると、
噛むのがどの理由に当てはまるかがわかります。

年齢やライフステージによっても「噛む」理由は変わってきます。

まずは噛む理由を突き止めることから始めてみましょう。




オカメインコが噛む理由は恐怖心から噛む自己防衛手段

オカメインコが噛む

何らかの脅威を感じた時、鳥はまず飛び立ちます。

そして噛みつくのは飛んで逃げることが叶わず
最終的に追い詰められた時です。

オカメインコが噛む理由は病気やケガをして弱っている時の自己防衛手段

オカメインコが噛む

鳥は病気で弱っていることを隠そうとする習性があります。

オカメインコの機嫌が悪いのは病気が原因ではないか。
ケガやできものはないか。

日ごろから愛鳥の体をよく観察して、
鳥からのSOSのシグナルを見逃さないようにしましょう。




オカメインコが噛む理由は環境によるストレスが大きいから

オカメインコが噛む

騒音やケージが狭いなどの原因で
ストレスがたまっている場合にも噛むことがあります。

そんなときはケージの大きさや置く場所など、
インコの住環境を変えてみることで
鳥を落ち着かせる効果を得られることがあります。

オカメインコが噛む理由はテリトリーの問題!なわばりを主張している時

オカメインコが噛む

鳥は食料の確保やつがいの相手を得るため、
自分のなわばりを守る習性があります。

特に発情期は注意が必要で、
テリトリーを守るために狂暴になることもあります。

反抗期に入っていたり発情期に差し掛かっている時期に
オカメインコをケージから出すときは、

鳥の出し入れ時に持ち手のついた止まり木を利用するのも
(ケージへの出し入れに人の手指を使わない)
噛まれないためのひとつの方法です。

もし噛む理由が発情期のせいであれば、
その時期が過ぎれば また穏やかなうちの子に戻るので
「一時のこと」はあまり心配する必要はないです。




オカメインコが噛む理由は反抗期のせいもある

インコの反抗期の接し方と性成熟期の問題行動への向き合い方
インコの反抗期と性成熟期における鳥のこころの葛藤との付き合い方・接し方

オカメインコが噛む理由は指は噛んでもいいものと認識→社会化が不十分

オカメインコが噛む

幼鳥の頃に飼い主が指を噛ませて遊んであげていた場合、
鳥は「手指は噛んでいいもの」と思っている可能性があります。

幼鳥に「社会化」ができているかどうかの問題も大きな理由です。

オカメインコはおおむね生後2か月くらいまでの時期に、
親兄弟と遊びながら噛む力加減を覚えることで
社会や生活にうまく順応したり、
NGルールを身に着けるものです。

このあたりは犬・猫とまったく同じで、
早くに親兄弟から離されてた雛鳥は、
十分に社会化ができていないことがあります。

何をやっても許される環境と空気の中で成長していけば
それを悪いことだと思わなくなって当然です。

オカメインコが噛むようになったのは飼い主のせい…も
大いにあり得るのです。

オカメインコが噛む理由は愛情表現!社会化が不十分で悪い認識がない

オカメインコが噛む

鳥にとって噛むこと=悪いこと…という認識はなく、
逆にそれが愛情表現や遊び・たわむれのひとつと思っていることもあります。

飼い主は不用意に雛鳥に指を噛ませないことが大切です。

ヒナのうちは噛む力が弱いからおふざけ遊びですみますが、
成鳥になると噛む力は飼い主が負傷するレベルです。

そうなってしまってから鳥にきつく「ダメでしょ!!」と言ったところで
相手には通じません。

インコの方は飼い主に対して愛情を示しているのに(間違ったやり方で)
そこで猛烈に叱られたり、体罰など与えられたりしようものなら、
インコとヒトとの信頼関係は崩壊し「手乗りくずれ」は確実です。

飼い主さんが飼い始めの頃からインコの「社会化」とともに
「しつけ」を意識しながら育てていくことが必要です。




オカメインコが噛む理由は手が怖い!嫌なことをされた時の条件反射

オカメインコが噛む

via:https://www.youtube.com/watch?v=utTEObweg2Q

飼い主は可愛がっているつもりでも、
それは鳥にとっては嫌なこと・不快なことかもしれません。

愛鳥は何をされると嫌がるのか
飼い主はよく観察して押さえておく必要があります。